先日初めてポリエステル着物(以下、ポリ着物)を買いました。
ポリエステルはいわゆる化学繊維、化繊であり洋服ではおなじみの素材ですね。
なぜ着物に? 着物に使われる絹糸は柔らかく肌に馴染みやすいのですが、その反面、洋服のようにジャブジャブ、ゴシゴシ洗濯機などで洗った日には…
縮むし、傷む…!
高いお金を払ったのに、おばあちゃんやお母さんから受け継いだものなのに…
と思っても、後の祭り😢。。
実際、普段着る着物をゴシゴシ洗うことはなかなかありませんが。。
そういう不便さを汲んで考えられたのがポリ着物です。
何が良いって、何と言っても洗えます!洗える着物とも呼ばれるくらい。
…というのもポリエステル最大のメリットは、耐久性です。
何度洗っても(と言っても限度はあると思いますが)破れにくい、傷みにくい、縮みにくい! 絹で悩んでいたことが一気に解決!とても便利だと思いました。
しかしです!
侮るなかれ、何においてもメリットがあればデメリットもあります。
ポリエステルのデメリット、それは、
素材感。触り心地。
なんだ〜と思われたそこのあなた。 たかが素材感、されど素材感です。
正絹の着物、是非機会があれば触り比べていただきたい。
正絹は織り方にもよりますが、柔らかく肌馴染みもいいです。
反対にポリ着物は基本硬い、ゴワゴワした感じがします。
正絹に近づけようとすると今度はペラペラ。
これでは元々着物が防寒するためであった目的が、果たされてません。
そもそも洗えるために作られたので、そこはすでに考えられていなかったかもしれませんが。
そしてそして、もう一つ。
ポリ着物の特徴として正絹に比べ滑りやすいのです。
滑りやすいの何がデメリットか、
着付けが非常に難しいのです…!
着付けの手順を簡単に説明すると、
着物を羽織ったらまずは裾の長さを合わせます。 合わせたら腰紐で締めて決めます。
ところが、
着付け慣れていない方では、この時点でポリ着物が滑ってしまい裾の位置が決めにくい。
上手く行ったとしても、人間は動きます。正絹に比べズルズルとスカートのように着崩れしやすいと考えられます。
ただ、ポリ着物は安価で手入れもしやすく洋服のような柄行や色味も楽しめるので、初めて買うとなったときに可愛くてオシャレなのでやっぱり選択肢に入れたくなります。
わかります、その気持ち(笑)
ですが、まず着付けの練習にとなればポリ着物はやや難易度が高いと言えるでしょう。
滑ってしまっては集中できず練習になりませんからね。
なので、着物初心者こそまず正絹をおすすめしたいです。
サイズさえ合えば、中古のリユース着物でも私はいいと思います。 (サイズの話はまたの機会に)
勘違いのない様言っておきますが、ポリ着物がダメな訳ではありません。
練習を重ねて着付けが上手くなったり、着付け慣れている方であれば、洗えることのメリットを求めてポリ着物もうまく活用されるのは全然アリだと思います。
ちなみに、私は最近増えているポリ着物の着付けの練習と雨の日に備えて安価で購入しました。
時と場合で使い分けられたら良いですね。
そして、改めて正絹の素晴らしさも再確認しております😉
ポリエステル着物について。
着物

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