身八つ口、聞いたことありますか?
着物を着る時によく手を通す場所を間違える、脇下にあいている穴というか切り込みというか。
そこが身八つ口といいます。
これは何の役目があるのかご存知でしょうか?
何でもかんでも知らず知らず役に立っているものです。
身八つ口とは
まずこの身八つ口、実は男性着物にはありません。
女性と子供の着物だけにあるものです。
なぜでしょう。
実は女性や子供の帯の位置ですが、男性に比べてかなり高い位置に締めます。
すると、脇下をすぐに帯で抑えられていることで脇から上の肩や腕の可動域がかなり狭くなってしまいます。
それを補うために身八つ口というスリットを開けることで動かしやすくしています。
ただ現代ではよほど家事などをする普段から着物を着られる方でない限りは、着物を着た時に腕を上に上げる動作は着崩れの原因になりやすいのであまりされないかもしれませんが。
また、脇下に隙間が開いていることで風の通り道ができ通気口としての役割も果たします。
なので特に暑い時期は比較的涼しく過ごせるものだと思います。
あとは、この隙間に手を入れて紐を通したり、着崩れを直したりなどもできるようになっています。
結構ただ隙間が開いているだけと思いきや役に立っているんですね〜
ちなみに、身八つ口って不思議な名前だなーと思いますよね。
着物には穴が8つあって、この脇下の身八つ口・袖・袖振りがそれぞれ左右2箇所ずつ、衿・裾を合わせて8箇所あるところから名前の由来となっているようです。


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